反逆の勇者~スキルを使って腹黒王女のココロとカラダを掌握せよ~
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反逆の勇者~スキルを使って腹黒王女のココロとカラダを掌握せよ~

そらモチ/川崎悠/橘由宇

ぐだぐだ

ネタバレ
2024年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初こそなかなか面白そうな導入。だが、話が進むにしたがってクオリティが目に見えで下降していく。話の展開がおざなりで、作画のやる気もなくなっていくのが見て分かるレベル。
ヒロイン(?)の王女は思想が最悪なだけで性格も能力も容姿もいい優良物件だが、主人公は性根が敵の下っ端幹部の三下レベルのクズでどうしようもなく、エロゲ的なダークヒーローとして見ても全く魅力が無い。
主人公のスキルは何でもありの反則チートで、物語に登場させたらダメなレベルで破綻した万能っぷりを発揮する=作者の妄想をただ単に垂れ流すだけの能力になっている。しかもスキルの細かな仕様の説明が一切無いため、わけわからんまま進む。特にメッセージを送る項目は、どんな状態で相手に届いてるのか結局よくわからないままである。2巻で出てきたメッセージウィンドウ的なのがそうだとは推測されるのだが…、そうならメッセージ送った初回から明示してくれ…。そもそもこのスキル、異世界転送術と銘打っているが実際は対象を時間距離異世界間関係なく監視盗聴し、異能の超常物品を自由自在に無から造り出すスキルである。
やりたい放題妄想垂れ流しでストーリーもクソもない作品。この内容でやるならもっと作画クオリティを上げて成人向けでやってくれた方が良かったと思う。
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