このレビューはネタバレを含みます▼
意地悪だけど本当は優しくてイケメンな姉の彼氏が気になる妹のスイ、恋人の妹を何かと構い可愛がる姉の彼氏の翠、それを微笑ましく見守る姉の桃と、スイに恋する幼馴染の菖…の関係に思春期の複雑さやキュンがよく出ていて可愛いお話だな、と読んでいましたが、巻数が進むにつれて、成長するにつれて方向がどんどん生々しく…。タイトルが『お姉ちゃんの翠くん』だからスイ翠くんルートはないと思っていたのに、両片想いになりどんどんフラグが。姉の元カレは流石にない。翠くんと長年ラブラブだった姉とのあれこれがチラついて気持ち悪くないのかな?ブランクはあれど、姉の後に妹とも付き合う26才の翠くんもかなり気持ち悪い…あんなに家に入り浸って親とも面識ありまくりなのに大丈夫なの?姉も仕事でお世話している新人くんとくっつき、元カレと妹の恋を応援し祝福してみんなで円満幸せエンドとなるのでしょうか…?ここまで読んだのだから結末まで見届けたい気持ちはありますが…。