ようこそ有澤家へ
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ようこそ有澤家へ

かつらぎ

年の差乗り越えて幸せカップル

ネタバレ
2024年11月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大志くんの、子どものくせに(子どもゆえ?)いけすかない、傲慢な態度が、征二郎によってその鎧を剥がされ、中から傷つきやすい柔らかな子どもが出てくる過程が素晴らしいですね。
征二郎の本質的な善性や面倒見の良さ、心根の正直さを最初から見抜いていた大志くんは、やはり見る目がある。それはお祖母様に叩き込まれた教育の賜物だったかもしれない。
あと12歳で早くもゲイだと自覚して、相応の対処を考えてるのも凄い。何もかも規格外。
でも、それゆえに抑制されていた子どもの心は征二郎に会うまでは救われなかったのもしれません。
ラストエピソードの18歳の大志くんが、のびのびと幸せそうに見えるので、めちゃくちゃハピエンじゃん!と思いました。

28歳差のカップルって、すごく歳が離れてるように見えるけど、大志くんが50歳くらいになったら年の差はあんまり目立ちませんよね。
末長くお幸せに!
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