このレビューはネタバレを含みます▼
まずとても読みやすくてスラスラ読めてしまうことにびっくりしました。普段から小説も読みますが、あまり得意ではなくよし!と覚悟を決めてから読むタイプです。流石賞をとられる先生だけあるなと。
4巻の内容もとても良かったです。
まず今までずっとネガティブ王国の王様だった平良が変わっていきます。そこが面白いところでもあったのですが、平良らしさは残しつつ成長した彼を見ることができました。
清居も変わりましたね。一生わからないと言いつつも平良を理解しようという努力が素晴らしいww平良のことが大っ好きなんですよね。相変わらず乙女だけど男前で、今回平良を支える清居のカッコ良さを見れたように思います。
恋人としても一段も二段も素敵な関係になった2人が見れて、未来のあるストーリーでとても良かったのですが、☆5-0.1とさせてください。
何故なら濡れ場がなかったからです。BLだからと濡れ場目的で読んでいるわけではないですし、話の流れ的にもなくても良かったかもしれない。でもここまでこのシリーズを読んできてなんだか違和感を感じてしまった。さらっと質を落とさぬまま入れてほしかったなぁというのが正直な感想です。なんだか寂しいなぁと思った方他にもいらっしゃると思います。