魔術を極めて旅に出た転生エルフ、持て余した寿命で生ける伝説となる
kanco/榊原モンショー
このレビューはネタバレを含みます▼
1巻無料だったので、読んでみました。
世界樹の結界に守られ千年の刻を生涯その中で過ごす今は伝説上の種族となったエルフ族に異世界転生した主人公リーフは、前世でなし得なかった自分という歴史の一ページを刻むべく、外の世界へ旅立つ事を決意する。外に出る為の試験としてヒト族だったアドバンテージを基に全属性魔法を習得し無事先輩エルフ族のお墨付きを貰ったり、修行の過程で偶然助けた奴隷の少女ミノリが恩義を感じて一生案内役をかって出たり、唯一エルフと交流があった辺境伯に会いに行ったら瘴気に侵されてたので回復させたら、これまた伝説上の魔族の存在と魔王の復活、勇者の抹殺を企てていたりと、問題が山積みだった…な1巻。のんびりスローライフかな?と思ったら、1巻終わりに何やら不穏な雰囲気になってまいりました。そもそも魔獣がいる時点で魔族もいるもんじゃないの?そこんとこの世界観が分からぬ。リーフも強いから大丈夫だと思うけど、希少なエルフを捕まえようとするんでないか?ドキドキ。他のドワーフとか獣人亜人系はいるんだろうか。勇者の身に危険が迫る!続きが気になりました。
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