何でもいいから消えてくれ
」のレビュー

何でもいいから消えてくれ

ひなこ

まったく共感できない。

ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで一気に読みました。胸糞悪すぎて、読んだことを後悔しました。執着系は大好きですが、それは根底に愛がある場合に限られます。愛あってこその執着が生きると思うのですが、この攻めはそれが全く感じられません。なぜ受けにそこまで執着するのか全くわからない。そして、受けの方も、なぜ同じ高校に入ってしまったのか、嫌だといいつつも拒否せず受け入れちゃうのか、全くわかりません。クラスメイトの男の子を盾に脅されて仕方なく、、、って感じでしたが、それって脅しになりますかね。無理やり辻褄合わせてる場面が多く、全く感情移入できませんでした。攻めにも受けにもキャラクター的な魅力が全くないので、優柔不断で自己中同士が拗らせてるだけにしか見えません。3巻で、攻めの父親のエピソードがありましたが、それもこじつけっぽくて萎えました。父親の性的指向を知って自暴自棄になったような感じですが、理由が子供っぽいかなぁ。まぁショックは受けるかもしれないけれど、父親と子供は別人格なわけで、周りの人巻き込んでまで荒れちゃうほどのことですかね。家族って、一番近い他人だし。所詮他人事だと私は思うんですけどね。父親が男好きでも、どっちでもよくないですかね。父親の人生は父だけのものだし。そーゆー鬱屈した気持ちを他人にぶつけるなんて(手あたり次第やりまくってますよね)、そっちのほうがよっぽど人としてどうかと思いますけど。執着の理由、浮気しまくりの理由が分かりそうな3巻でしたけど、このエピソードはほんとに意味わかりませんでした。もう、続きは読まないかな。あー、ポイントもったいなかった。
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