出戻り異世界人は元護衛騎士に執着される
」のレビュー

出戻り異世界人は元護衛騎士に執着される

すんぷつ/秋ら

話は嫌いじゃないが書き手の能力が不足…

ネタバレ
2024年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界を広げすぎたかな〜。キャラとか世界の構成条件とかエロ要素もいいもの揃えてたのに意欲はあっても纏められなかった感じ。魔族や人族、魔法の在り方、女神などなど…。意味がわからないところや関係性が???と思うところが多くて斜め読みになっちゃうよ…。もっと読者に分かるように整理できていれば面白かったのに。これだけいろんな要素をいれた話ならもっと緻密にしなければどれも中途半端になってしまうよ…。ネックレスとか銀狼とかレナードとか…それだけ?それ必要あった?存在軽く扱い過ぎ?でてきたものを全部納得する話にすれば壮大なファンタジーになる大作になるけど、そこまでの技量はないようで…。ご都合主義のなろう系だったらもっと取り上げるところを絞っていいのに。すっごく能力のある漫画家さんがコミカライズして換骨奪胎して腕を振るってくれれば見違える物になる気はする。あと、どうしてもハヤトが出戻りのとき180センチほどの29歳大手工場勤務の営業とは思えない。考えや行動が稚拙すぎ何も成長してなくて。抱き上げられたりしてるし、体型もずっと高校生くらいのままの感覚で読んでた。異世界の5年は元の世界の11年だとしたら男性の15、16歳からの社会人経験も含む11年の経過は顔つきも雰囲気も全然変わるでしょうよ。ウィルフレッドがハヤトは21歳だと思い込むには無理ないか?そこは元の世界の記憶や経験が無くなって死んだときのままとか異世界の時間軸にならって年齢も身長も感覚も21歳である設定でいい。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!