雷々来世
」のレビュー

雷々来世

野白ぐり

春の日みたいにやわらかい気持ちになる

ネタバレ
2024年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品はいつも言葉が美しくてやわらかくて、作中の台詞にあるように、春の日みたいな優しくて柔らかい気持ちになる。本作もそんな作品でした。
レオの泣き顔、困り眉、儚くて最高にかわいい。
個人的には後書きの前世の記憶がごっちゃになった殿下呼びが本作の中では1番昂まった…
だって数百年越しの願いだもんよ…時を経てようやく願いが叶った2人、いつまでも穏やかに幸せに暮らして欲しい。
つか表紙の色遣いが斬新で好きなんだが、このデジタルだからこそ出るブルーは紙だとどんな色なんだろ〜
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