このレビューはネタバレを含みます▼
3巻までで断念した感想です。中華風宮廷モノにありがちなきらびやかな衣装や美しい妃たちがほぼ登場しない後宮シーンが続き、男装まで出てきて、うーんという感じです。茶を飲むと雰囲気が変わるという設定ですが、目が座っているだけで「公主といわれても信じてしまう」ようには見れませんでした。絵柄への好みの問題かもしれません。皇帝も平民妃腹の皇位と縁遠い育ち、という設定ですが、茉莉花も分からないのはちょっと余りにも常識外れでは? しかも後で分かることですが、母親が愛用してる香りならなおさら慣れ親しんだもののはずなのに話の辻褄が合わないと思って断念しました。