天才の負の面を丁寧に描いた野球青春マンガ





2024年12月10日
主人公が天才という作品は現代でも多いですが、ここまで才能の負の面を丁寧に描いた作品は未だかつてなかったと思います。どんなスポーツをやっても圧倒的な才能をみせる綾瀬川が野球というチームスポーツと出会い、仲間と共に切磋琢磨する──というわけではなく、チームメイトには畏怖や尊敬の目で見られ、対等に渡り合えるライバルはおらず、ただ孤独に高みへと登っていく。つまりは天才の孤独を描いている作品です。まだ小学生の綾瀬川がどのようにして大人になっていくのか、この先がとても気になります!

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