このレビューはネタバレを含みます▼
ただの恋愛話ではなく、巨大な悪政をはたらき民を苦しめてきた王とその属国にならざるを得なかった小国の王ヒーロー、そして祖国を焼き払われ養父さえも戦いで亡くした王女ヒロインの波乱万丈の人生のお話。かつて竜と共にあったが人間の欲と業によって狩り尽くされそうになったが、ヒロインの祖先の王と王妃によって竜の存在は隠されてきた。竜と深く関われるヒロインの開眼を待ち望んでいたのは悪政王。すべての国を膝まずかせる為にヒロインを王妃に据える。王妃お披露目という名の蔑みの中、ヒーローだけが救いの手を差し伸べる。その時こそ互いこそが運命の人と感じた二人。しかしその先はまさに茨の道だった。ここまでまだまだ序盤です。