拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ
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拝啓「氷の騎士とはずれ姫」だったわたしたちへ

由姫ゆきこ/八色鈴

大団円でモラハラが帳消しになると思うなよ

ネタバレ
2024年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完結まで読みました。1巻で氷の騎士のモラハラクズ夫ぶりと冷遇・軟禁・愛人優先の悲惨な結婚生活に怒りがおさまらず「主人公じゃなくてこのクソ野郎が××ばいいのに!」と本気で腹が立ち、生まれ変わってから元夫や娘と接近する主人公に「逃げて超逃げて!」と思いながら読み進めました。『愛する妻を失った悲劇の夫』ぶっている氷の騎士にも「愛情表現が上手くできない不器用な人なんです」とモラハラ夫を甘やかす周囲にもイライラしました。不器用で済んだら警察いらんわ!最終的に全て黒幕のせい、みたいになったけど、はずれ姫へのモラハラは全部自分でやったことだし、健康で前向きに生まれ変わった主人公には別の人と幸せになってほしかった。氷の騎士がどうしても受け入れられなかったので星-1しましたが、絵が綺麗でストーリーの先が気になるワクワク感がよかったです。
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