このレビューはネタバレを含みます▼
葬儀社のドタバタなお話と思ってました。霊感がある主人公美空のアルバイト先の葬儀社でおこる色々なエピソードに考えさせられました。私も最近、叔父と叔母の葬儀を執り行う事になり、近所の葬儀社の方に色々と助けられました。遺族の思い、金銭面まで親身に相談に乗って頂き、それぞれ叔父、叔母らしい葬儀にして頂きました。このお話にもあるように、まさに遺族の為の葬儀だと思います。亡くなった方は何も出来ない、それぞれ「こうしたら叔父は喜ぶかな?」「叔母はこっちの方が良いよね」と思って準備をしていき、葬儀が終わりお食事の時には自然と故人の楽しい話しが飛び交いました。遺族の自己満足に過ぎないかもしれませんが、これで良かったのだと再び思い起こしてくれた作品でした。