木洩れ日のひと
」のレビュー

木洩れ日のひと

川端志季

やっぱり好きなんですよねー。

2024年12月15日
川端志季さんらしい作品。状況や背景はとんでもなく深刻なんだけど、登場人物がそこにとどまらずに行動してくれるのが本当に素敵です。私自身、長く落ち込んでいることができず、動いている方が楽な質なので、重い話なのに楽しく読めます。コウコちゃんも、コウコちゃんに次々と落とされていく男子たちもみんな可愛いくて大好きです。これも川端作品に共通する点ですね。迷いながらも前進する主人公となんだかんだそばにいてくれる仲間。わかりやすい構図ですが、とても救われます。
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