レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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表紙で決めつけてごめんなさい。2025年3月31日以前から書店でグイグイ推されてるのもよく見かけていたのですが、「可愛い女子たちがわちゃわちゃするのは守備範囲外だわー」と全く興味が湧かなかった。しかし、アニメ3話までを見て、「あれ?面白そうじゃない?」と思った数日後には紙で12巻揃えてました。わぁ、爆速掌返し!魔法みたーい。
ストーリーについては、いのりさん凄すぎない?とちょっと現実に戻されそうになることもありましたが、「漫画ですからー。主人公ですからー。」で許容できる範囲。だってそんなことどうでも良くなるくらいキャラクターが魅力的なんだもの!色んな師弟関係があって面白い。そしてコーチ陣も選手と一緒に試行錯誤している様子に感動してしまいました。
そして画力!背景や演技の描写はもちろん素晴らしいのですが、何より表情に惹かれます。アスリートスイッチがオン状態でシリアスに描かれた喜怒哀楽も素晴らしいし、笑える場面での表情の崩し方も絶妙!
気になっている方は、とりあえず3巻まで読んで決めていただきたい。いいね
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とてもとても丁寧に描かれています。2025年3月22日早寝電灯先生の作品、これまでも色々と読ませていただいたのですが、BL漫画を描くことが目的というより、描きたいものがあって、それを表現するための最適な手段がBLなのかな、と感じています。オメガバースという設定も、キャラクターの人間性を描くための要素になっています。オメガバース設定でここまで地に足ついてるお話しはあまり見たことがありません。ドアノブに噛ませた椅子とか、細かいけれどすごく効果的な描写です。派手さはないので、さらっと読んでしまうかもしれませんが、一つひとつのセリフや表情、仕草が味わい深く、何度も繰り返し読める素晴らしい作品だと思います。ハトくんにまっすぐこちらを見つめられると胸がギュッとなります。相手の心情まで当然のように慮ることができる素敵な子。
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もう少しじっくり読みたかった。2025年2月2日何年も前に購入した1巻を何気なく読み返して、今更最後まで購入してしまいました。一気読みにちょうど良い長さではありますが、布田くんとカラスちゃんが素敵なコンビなので、もう少しじっくり読みたかったというのが正直なところ。お仕事描写については、現実に人事の仕事をされている方だと、そんな甘くないぜ!という点もあるかもしれませんが、葬儀屋さんが舞台の「おとむらいさん」同様、仕事に夢が持てる世界観を大切にしてくれています。だからこそ、もう少し長いと良かったなぁ。パートナーを得た二人がどんなふうに仕事をするのかも見てみたかった。
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漫画の形が更新されていく。2024年11月4日井上雄彦の新しいバスケ漫画!?しかも車椅子バスケ!?と書店で鼻息荒くレジへ走った20年以上前の私。16巻を紙で購入し1巻から読み返しています。やっぱり6巻のお父さんへの手紙は本当に辛く苦しく愛おしく、幼い高橋くんの「僕です」は何度読んでも胸を締め付けます。筆の遅さに批判も聞かれる井上先生ですが、やはりその技量は唯一無二だなぁと思わされます。ストーリーが素晴らしいのはもちろんですが、それを表現するために一体どれだけの試行錯誤を繰り返してこられたのだろうとため息しかありません。物理的、心理的な重さが絵から感じられるんです。登場人物一人ひとりがそこに生きていることを感じます。正直、バガボンドはもう既刊分だけで満足しようと自分に言い聞かせていますが、リアルだけは、どうか、どうか、最後をこの目で見ることができますように。
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ちょっと切なくて温かい2024年10月27日久しぶりに1冊目から読み返して「やっぱいいなあ」と思ったので、レビューしておきます。タネくんの可愛さは本当に天井知らずです。その言動、その表情、そのフォルム…尊いの化身。抱き合う豊と穣にくっつくタネくん、さらに酔っ払いおとう。このシーン大好きです。豊の穣への気持ちは大きくなるばかりで溢れまくってますねー。愛おしいという気持ちが溢れてギューっとしたくなるのはすごくわかるー!恋人であり、親友であり、大切な家族ということなんだろうなー。
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ライオスやべぇ、マジで好き。2024年7月16日ゲームをしないので、タイトルから手に取らずにいたのですが、なんとなーくアニメを見始め、ジワジワそしてガッツリハマりました。そして原作がとにかく素晴らしいと聞き、速攻紙で買い揃え、今は家族でどっぷりハマっております。漫画読んで、アニメ見て、また漫画読んでの無限ループ。とにかくキャラクターが生き生き活き活きしてて大好きです。笑える場面が多いのですが、その笑わせ方が巧みに構築されたダンジョンの世界観の上にに成り立っているもんだから、笑いながらも感嘆してしまう。はぁー、凄い。愛すべきキャラクターたちを追っているうちに、食や命、そして人の欲について考えさせられると言うとんでもない作品でした。
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アニメも是非!2024年4月4日原作が素晴らしいのは言うまでもありませんが、アニメを観て更に深くハマってしまいました。特に音楽と声!フリーレンがヒンメルたちに向けた言葉とフェルンたちへの言葉、同じセリフなのに言い方の違いに嬉しくなったり、想像以上に優しいヒンメルの口調に切なくなったり。シュタルクの可愛さもかなり増してる。冒険の回想シーンの度に、ヒンメルたちがどれほどフリーレンのことを想っていたのかが明らかになっていくのが素敵です。そして、1つ回想するごとにフリーレンが人を知っていくような気がして嬉しい。ですが同時に、もうそれが終わった冒険だという事実が寂しい。淡々としていて静かな作品なのに、私の感情は大忙しです。どんな結末になるのか、色々と想像しながら読むのがとても楽しい作品です。
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切なくて優しい。2024年4月2日ずっとカートに入ったままでしたが、まだ1巻しか出ていないのにマンガ大賞受賞?と驚いた勢いで購入しました。読んで良かった。仕事柄、宇野くんや小林くんのような子たちと接することが多いのですが、その苦しさ、可笑しさ、愛しさが分かりやすく、しかし読者がそれぞれに感じ取る余地を残す形で描かれています。作者が「言語化しない」ことにこだわったお陰で、より多くの人が共感できる内容になっているのではないでしょうか。特性を持つ主人公のお話は他にもたくさんありますが、この作品はちょっと変わった「あの子」の話ではなく、日々の失敗と成功に一喜一憂する「私」や「あなた」の話でもあると感じました。小林くんのように自然に受け止めてくれる人、宇野くんのようにひたむきであることの素晴らしさを教えてくれる人、お姉さんや天文部のおじいちゃん先生のように見守ってくれる大人、誰かが寄り添ってくれることの有り難さを感じました。宇野くんがテザーを持つようになるまでにも、誰かの粘り強い支えがあったのかなと推測したりもしています。これから宇野くん小林くんはもちろん、周囲の人たちも多くの葛藤を経験していくのだろうな。
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うちにもほしいブッキー先生。2024年3月24日ブッキー先生のように、家族に(通りすがりのお嬢さんにまで!)寄り添ってくれて、必要なサポートをしてくれるお医者さんは現実的でないかもしれません。でも、こんな人がいてくれたら、という切実な思いが込められているように感じました。子育て世代でなくとも、周囲に理解され難かったり、本人も原因がわからないまま苦しんでいる場合も多い起立性調節障害など、様々な症状に触れています。
不安や緊張で人に優しくする余裕がなくなった時、ブッキー先生みたいに何でも純粋に面白がってくれる人がそばにいてくれたら救われますね。
それにしても、ハネチンさんがブッキー先生に出会わなかったら…と思うととても悲しいです。 -
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どこを読んでも2022年10月15日スポーツしないし、試合も見ないし、興味なし!だったのですが、ハイキュー読んでからバレーの試合を見るようになりました。1巻から最終巻までずっとワクワクと感動が続く。一つひとつのセリフや表情が次の展開に繋がっていく繊細なストーリーに驚かされました。いきなり超人プレーを繰り出す系の漫画ではなく、高校生がひたむきに課題をクリアしていくところが良い。「泣いてまうやろー」な場面があっちにもこっちにも!です。好きなキャラを挙げろと言われて困る漫画第一位!43巻からは超豪華なボーナストラックという感じで贅沢な気持ちにさせてもらいました。高校時代の横断幕を背負ってプレーする選手たちの姿に痺れたー。ところで、ハイキューには直接関係ありませんが、現実世界では部活動縮小傾向にあります。部活漫画はこれからどうなるんでしょうね。
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ファンタジーか現実か。2022年9月17日子どもの頃に肌で感じた記憶が残るうちに、大人の理解力が身に付きつつある頃に読んでほしい作品です。私がこの作品を読んだのは20代の前半で、その時に受けた衝撃は今も残っています。ですが、経験を重ねるにつれ、この作品から受ける印象は変わってきます。今は親の目線で読んでいます。誰しもが経験しているけれど、成長の過程で忘れてしまった子どもの頃の不安や高揚感が見事に描かれており、松本大洋さんが唯一無二の存在であることを実感させられます。松本大洋さんの作品は、テーマ、ストーリー、画風が作者本人の成熟と共に変化して行くところが魅力の1つ。どの時期の作品が自分に合うか、いくつか試してみてほしいです。
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スーツの効果がエグい2022年9月2日作者さんはスーツ姿の男性が大好きなんだなぁ。と信じて疑わないほどスーツ姿の男性キャラたちが素敵です。セクシーです。男女問わずキャラクターが良い。会話が良い。ストーリーが良い。表情や仕草があざといの一歩手前で絶妙。素敵で可愛い大人がちょっと不器用に恋をする姿にぎゅーんとなります。3組(4組になるかな?)の男女が登場するのですが、それぞれ丁度良いテンポで描かれているので、とっ散らかってる感はありません。微笑ましいエピソードの中に心に沁みる言葉があったりと、上手だなぁと思わされます。この作者さんの描く世界は優しくて好きです。
あと、こちらの作品が気に入ったという方には「目の毒すぎる職場のふたり」をおすすめします。 -
可愛い、美味しそう。2022年8月30日子どもたちと妖怪が可愛らしい。おじさんの作るご飯が美味しそう。岐阜の方言がストーリーの雰囲気に合っていて心地よいです。毎回色んな妖怪や神様が登場しますが、誰もが知る有名どころからあまり聞いたことのないものまで様々で楽しい。日常を描いたエピソードから、ラストのおじさんの秘密が明かされるところまで、ストーリーが上手くまとまっていて楽しめました。派手さはありませんがほっこりできます。
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どんな職場!?2022年6月19日久しぶりに読み返したので感想を。メインの2人は可愛い。2人の関係も素敵だなぁと思います。ただ、その他のキャラクターが、ストーリー上都合のいいように作られてる感が凄い。特にモブ女子社員たちが女性の悪いイメージを煮詰めたような言動ばかりで驚きます。暇さえあれば下世話な噂話ばかりで、勤務中に誰と誰が付き合ってるとか小学生か!主人公の仕事できる設定が嘘っぽく感じるほどに職場のレベルが低い。メイン2人にエピソードを与えるための漫画的誇張表現は必要だと思いますが、働く年代を対象にするなら、働く人を馬鹿にするような表現は控えめにした方がよいです。
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笑えてほっこり。2022年6月12日クジマとは何者かが気になるけど、読んでいるうちにそんなことはどうでもよくなってくる。鳥人間?デカいペンギン?アザラシ?おやすみする系のプンプンっぽかったので、一瞬重い内容を想像してしまいましたが、全く別物でした。一家に一羽?一匹欲しい存在です。新君の家族も、問題ありな家族?かと思いきや、お兄ちゃんの受験失敗で気まずくなっているだけで、本来は温かい家族。よく分からないうちにほっこりしてました。アラタくんが可愛い。
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2045年について2022年5月3日2045年問題、シンギュラリティ。聞いたことはあるけれど「一部で話題になってるなぁ」程度で詳しいことは知りませんでした。AIは心を持ち得るのか。ターミネーターやマトリックスを思い浮かべる方もいるかもしれませんね。作品内でAIロボット「ピノ」が心を持つきっかけが明らかになった時、フィクションにも関わらず心の底から納得しました。あぁそうか、これはピノを通して私たち人間の心と向き合う物語なんだと感じた。もしAIが心を持ったとしたら、それは人類の理想系なんじゃないかな。
それにしても、1950年代で既にシンギュラリティ問題を見事に作品化した手塚治虫の恐ろしさよ。 -
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お気に入りの作品2022年4月17日料理以外は人付き合いも生活もパッとしない、更に運もない感じのどうしようもなーいジルベール。ですが、周囲の人の優しさや強引さに影響を受けて、少しずつ自分らしさを発揮していきます。自信が持てずに下ばかり見ていたジルベールが、頼もしくなっていく様子に勇気がもらえます。登場人物が皆個性的で癖が強いのですが、悪人はいません。みんな悩んだり失敗しながらも自分の仕事に誇りを持っているのが素敵です。
特にお気に入りはリュカのエピソード。何らかの障害を抱えているだろう彼を、障害について何の知識もない同僚が彼に寄り添って対話することで解決策を見つけていく様子がとても温かい。
淡々としたストーリーと素朴な絵ですが、早く次が読みたくて心待ちにしている作品です。いいね
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アキラ、格好良すぎるだろう。2021年10月26日黒澤明作品が好きな私が喜ぶ主人公のネーミング。作者さんの映画好きがドーンと全面に出ています。ちょっと出し過ぎな感もありますが…。ストーリーももうちょっと深掘りして欲しいところです。しかし、戦闘シーンとアキラの筋肉を見るだけでも★2個分はあるかもしれない。敵味方問わず、キャラクターのクセが強い。あぁ、あの俳優さんがモデルなのかな〜とか考えながら読んでます。
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可愛い世界。2021年5月11日カノジョとノボくんの関係はどうなっちゃうのか!?が本筋ですが、そこまでに起こるエピソードが可愛い!面白い!
登場するキャラクターがそれぞれ濃くて、それぞれ魅力的です。何より、寺の息子なのに天使かな?と思わせるノボくんが素敵。定期的に読み返してほっこりしています。いいね
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設定やキャラクターデザインは好き。2021年2月28日久々に読んだので感想。無印の前半の絵は拙いけど、だんだん美しくなってくるのが凄い。これだけキャラクターが出てて、それぞれが被らないのも凄い。でもカネキの拗らせ具合が面倒くさい。ヤモリ前のウジウジ理屈っぽいのも嫌だし、ヤモリ後の独りよがりもイライラする。永遠の思春期みたいな。エヴァのシンジくんを思い出しました。同じヘタレリーダーでもre:のハイセとカネキの方が共感できる。
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通いたい。2021年2月22日異世界に来ちゃった系はあまり読まないのですが、違和感なく読める漫画でした。
とにかく全ての料理が美味しそう。問題が起こりそうな時も、「のぶ」の美味しい料理で大抵のことは解決して、最後はみんないい顔でご飯を食べている。疲れた日、寝る前に読むと良いです。お腹は減りますが。いいね
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読み返してみます。2020年12月28日淡々と話が進んでいるように見えるけど、なかなかに波瀾万丈な人生。絵も表現も落ち着いているので地味に感じますが、主人公2人のエキセントリック具合は相当だと思います。2人ともがっつり恋愛にのめり込むタイプではないので、激しい感情のやり取りというより、一歩引いて2人らしい関係を築いていきます。完結した今、まとめて読むのが良いかもしれません。
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次も読みますよ。2020年12月27日絵に好き嫌いはあるかもしれませんが、お話に合っています。色んな意味でデコボコな夫婦が、少しずつ関係を築いていく様子が可愛らしい。この時代の女性が、社会で奮闘する様子を想像しながら読むのも楽しいです。
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読んでみて良かった。2020年12月27日普段なら、表紙の雰囲気だけで、好みじゃないと判断するのですが、何気なく無料分を読んで嬉しい驚きでした。五条君と喜多川さんが本当に素敵。自分の好きなもののために全力なのはもちろん、人の好きなものも絶対に否定しない、一緒に大切にしようとしてくれる。こんな可愛い子たちにハマらないわけがない。所々出てくるエロいイラストは慣れませんが、内容はめっちゃ爽やか〜。
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面白いだけじゃない。2019年10月26日思わず吹き出してしまう話、犯人に対して強い怒りを感じる話、自分の日常を振り返って反省してしまう話。世の中には面白い漫画がまだまだあるなぁと思わされました。
この仕事につきものであろうやり場のないドロドロした感情や無力感もしっかり描かれています。いいね
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読みやすい。2019年8月26日母と娘の話というと、重〜い依存関係を想像しますが、こちらは意外と読みやすいです。癖が強いながらもどこか愛らしいお母さんたち。娘たちも母のことで悩みながらもどこか前向きに考えているので、読んでいて嫌な気持ちになりません。
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え?2019年5月29日最後まで読んでまず頭に浮かんだのは、これで終わり?ホントに?ページ抜け落ちてます?
本能に従ってフラフラしているのに、何故か不快感を感じさせない類ちゃんとか、他のキャラクターがみんな面白い、そして愛らしい。
だからこそ残念、こんなぶった斬り完結は無いわ。いいね
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