あまえていいよ志羽先生【電子限定おまけ付き】
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あまえていいよ志羽先生【電子限定おまけ付き】

千葉リョウコ

出版社シリーズ第6弾•当て馬くんと幼馴染

ネタバレ
2024年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ①『宝物見つけました』②『編集長を好きになったワケですが。』③『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』④『ワーカホリックベイビー』⑤『24時間、お世話つきで』⑥『あまえていいよ志羽先生』と続くシリーズの⑥。『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』で涌井にフラれた漫画家の志羽司と幼馴染の藤生佳寿人のお話です。小さい頃に引っ越してきていつも一人だった司は、お隣のお兄ちゃん佳寿人とその家族に面倒をみてもらっていました。長じて漫画家になった司が上京する際、佳寿人は司への恋心を秘めながら自分も一緒に上京して隣に住み、司が執筆する出版社の児童書の編集者となったのでした。涌井にフラれた司は幼い時のように佳寿人に慰めてもらおうと佳寿人の部屋に入り浸りますが、佳寿人の内心は複雑で思い余って司にキスしてしまいます。突然のことにショックを受けた司はポロポロと泣き出してしまうのでした。司を思いやる涌井や佳寿人と同じ部署の成田ら今までのメンバーも活躍します。1巻ではすぐに泣き出す天然あざとい系の司にかなりイラっとさせられますが、2巻でググッと成長しています。ウザいくらい重い佳寿人とのバランスは取れているように思いました。次はまた新しいカプでシリーズは続くそうです。
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