このレビューはネタバレを含みます▼
最初の方は呪いの内容とか、やり取りとか面白いけど、確かに途中からは何処にでもありそうな拗らせすれ違いラブコメという印象でした。途中からヒーローは過去に娼館にも通いまくってたし、異性関係にだらしない女性と遊びまくっていた、とあるので、いくら見目が良くても風俗通ってた異性関係がだらしないヒーローって・・・、と、そこも個人的には残念ポイント。遊び人のヒーローが初恋を実らせて男性を知らない純真無垢なヒロインと結ばれるストーリーはもうお腹いっぱいなのと、騎士の立場でありながら給与のほとんどを遊びに使うほど遊びまくっていた遊び人が、何故団長まで出世出来たのか?持ち前の能力もあるかも?とはいえ、普通は騎士なら遊ぶ暇もろくにないくらい訓練しないと特に団長にはなれないし、部下からも慕われないと思うのですが。ヒロインはこんな女遊びが激しかった(遊びたいがために純真そうな令嬢はワザと避けたとか、どんだけ手慣れた遊びまくりだったんだよ?性病は大丈夫なのか?)チャラ男の何処が良かったのか?ヒーローがヒロインに惚れた描写はあれど、ヒロインがヒーローに惹かれる要素が皆無に等しいほどない(見た目がカッコいいくらい?)ので、ハッピーエンドにするためだけに、ご都合主義の如くヒロインがいつの間にかヒーロー好きになってました設定にあまり共感出来ず仕舞いでした。