素晴らしい短編集





2024年12月16日
「ブルーシーサイドドロップ」で寛太くんの成長とそれに伴う胸苦しさに琴線をかき乱され、先行作品というこちらまでやってきました。が!試し読みで大ショック!一体どういうことだい、といてもたってもいられず購入。…良かった、変わらぬ2人がそこにいましたー。「ブルー…」を読んだからこそ海に落ちる意味も尚更深く、モノローグも鋭く刺さり、本当に読んで良かった。三作品の短編集ですが、どれも短編の長所を生かした、濃密な空気を描きだすことで読者をその世界に連れていくところが素晴らしく、稀有な作家さんに出会えてとっても嬉しかったです。

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aeks さん
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