はじめまして、オレの親友
」のレビュー

はじめまして、オレの親友

木田さっつ

幼馴染だからこその拗らせストーリー最高

ネタバレ
2024年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様書いです。木田さっつ先生の作品は読後感が暖かくて優しくて、特に攻め様の体が鼻血出るくらい良くて、受けちゃんは性格良くて大好きです。今回も凄く良かったー。小さい頃からお互いを知ってる幼なじみだからこそ、関係を壊すことがリスクで、簡単には進めない攻めの凛の恋心。翔太郎に至っては、幼馴染だからこそ恋愛のレの気持ちも全く無いわけで。。。。2人が大学生になって、翔太郎に初めての彼女が出来たことから、2人の関係は変わってしまうのですがそんな時にアクシデントが起きて、ってお話。攻めの凛の激重な翔太郎への恋心が切ないんです。翔太郎に彼女が出来て苦しくて、翔太郎を嫌いになれないから嫌われようって、健気すぎませんか?その嫌われるための行為は、翔太郎への愛情の裏返しなんですよね。辛い。そんな中のあのアクシデントをもう一度二人の関係をリスタートさせる為に利用しちゃう愛ゆえの腹黒さも好物です。なんなら高校の時に翔太郎にベタベタしていた友人には、めちゃ態度が冷ややかなのも最高。翔太郎の前では仲いいフリしてですよ?!もうこの1冊で萌え萌えきゅん連発で、さっつ先生の作品の中で私の中でベスト1です。もちろん他の作品も最高なのですが。幼馴染モノが好きな方、腹黒攻めが好きな方、激重溺愛好きな方、オススメですよー。めっちゃ布教したい。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!