自転しながら公転する(新潮文庫)
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自転しながら公転する(新潮文庫)

山本文緒

秀逸

2024年12月20日
プロローグのベトナム人と結婚する女性は誰なのかが気になってどんどん読み進めました。後から思えば初めに戻って読み返せばヒントはきちんとあったのですが、続きが気になって先へ先へ読み進めるので、ヒントになる描写はすっかり忘れてベトナム人と結婚するということぐらいしか頭に残っておらず。どうなるのか気になって1日で読み切りました。
もしプロローグがなくてもこのお話は成立するけれど、あるとなしでは面白さが断然変わってくると思います。
さすがは山本文緒先生、素敵な本をたくさん遺してくださって心から感謝致します。
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