義妹が聖女だからと婚約破棄されましたが、私は妖精の愛し子です
冬芽沙也/桜井ゆきな/白谷ゆう
このレビューはネタバレを含みます▼
物語の概略に目新しさは無いです。(悪い意味で)斬新なのがヒロインのキャラ！妖精の愛し子なんでしょ。世の中に貢献出来るのに、あくまで自分のお友達扱い。その力を悪用されたくなくて隠すのなら、もっと警戒しなさいよ！また、義妹が逆ギレして聖女査定用の水晶を壊した時に何故修復したの？自分の力をこっそり誇示して悦にいってるようにしか見えませんでした。ヒロインへの好感度がダダ下がり！あの場面は何もする必要はありません。義妹には自分の言動に責任をとらせるべきです。ヒーローがヒロインに『あなたは人を上から見下している』と注意したのは的を射た表現だったと思います。もちろんザマァもウヤムヤ。
物語は第4巻から新章にはいり、予想通りの事件がおこります。精霊が隣国に奪われます。繰り返しますが、精霊の力を隠したいならもっと注意しなさいよ！身から出た錆としか言いようがない。
結論、ヒロインが不思議チャンで何をしたいのかわかりません。ヒロインに共感できないと物語に高評価は付けられないです。作画も登場人物全員が幼く描かれ、ヒロイン夫婦が中学生カップルに見えます。ヒロインの結婚で終わっていたらまだキリだけは良かったのですが、その後も物語はダラダラ続いています。倦怠感しか感じられないので、脱落します。ヒロインの言動にストレスを感じない人なら購読出来ると思います。
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