このレビューはネタバレを含みます▼
単行本になるまで、完結するまで、待っていたのは泥沼モダモダ展開が耐えられなかったから、なのに、読み終わってみると引っかかるのは手術に対し逡巡や葛藤が端折られ描かれなかったこと、いやいやいや、もっと悩もうよ、モダモダしようよ、そこは迷わないんだ、本人も、医師も、親も、転校は当然、留年したっていい案件だし抑制剤を受け付けない体質だと考慮しても早過ぎる決断が安易というか乱暴…ザクザクスピーディーに話が進むのでそれならΩ性復活のミラクルご都合主義のラストでも良かったのにな、と、思ってしまったり…でも、先輩が番う必要もないほど一途なのとαに対しΩの【番】縛りは不公平だと常々思っていたので納得はできるラストです。限定漫画は「もしもリーマンだったら」もしもストーリーどうせなら「もしもΩのままだったら」とか「異世界」くらいぶっ飛んで欲しかった〜