戦時下での緊張と緩和





2024年12月29日
「1945年、ドイツ。」…で始まるため惨憺たる国状と戦況に読者を誘い少しシリアスです。しかも戦時中の軍隊では同性愛は処罰の対象だったはず。そのため今作のような軍関係者のBLは終始緊張感があってラストまで気が抜けませんでした。
ドイツ軍戦闘機エースパイロットのフォークト少尉と戦闘機の整備士フェリックス。このフェリックスの想いが純粋で良かった。少尉が乗り飛び立つ戦闘機を無事に戻ってきてと祈る想いに胸が傷み、憧れの少尉と2人きりで会話をする場面ではこちらまで胸が高鳴りました。
少尉と整備士という2人の秘めた想いが厳しい戦況下でどのように育まれどのような結末を迎えるのか。最後までハラハラしましたが少尉の英断にできる男は違うな!と。
不謹慎かもしれませんがロシアやウクライナにも思いを馳せてしまう作品、短編ですがとても良かったです。
ドイツ軍戦闘機エースパイロットのフォークト少尉と戦闘機の整備士フェリックス。このフェリックスの想いが純粋で良かった。少尉が乗り飛び立つ戦闘機を無事に戻ってきてと祈る想いに胸が傷み、憧れの少尉と2人きりで会話をする場面ではこちらまで胸が高鳴りました。
少尉と整備士という2人の秘めた想いが厳しい戦況下でどのように育まれどのような結末を迎えるのか。最後までハラハラしましたが少尉の英断にできる男は違うな!と。
不謹慎かもしれませんがロシアやウクライナにも思いを馳せてしまう作品、短編ですがとても良かったです。

いいねしたユーザ4人