シャングリラ・フロンティア
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シャングリラ・フロンティア

硬梨菜/不二涼介

シリアスにした防振り

2024年12月30日
防振りはコメディだったから面白かったんだな、と思える作品。
トンデモ行動でレアイベントにぶつかりまくるという、そしてPSで無双するという、完全に防振りの主人公とその相棒枠の二人を足したようなのが主人公。
とにかく都合が良すぎる。都合のいい展開のために設定した設定。ゲームとして破綻している神ゲー。序盤に絶対勝てない敵と超低確率でランダムエンカウントしてしかも解除しない限り永続のデバフ・バステ付与とか、クソゲー以外の何物でもないと思うが…。単純に考えて確率0.1%でも1000人に一人はこの理不尽に当たるわけだ。サービス開始から1年経過登録者三千万人いる状態でメインシナリオ進行率0%というのも現実味がない。主人公と同様のプレイングを試したプレイヤーは無数にいるはずじゃね? というのが正直な感想。ご都合主義と主人公補正をコメディで包まないと防振りはこうなるのか、という印象。せめてサービスから数か月くらいで大好評評価鰻登り中みたいな設定ならまだよかったかもしれないが…。
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