ゆっくり風呂につかりたい―湯けむり恋唄―
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ゆっくり風呂につかりたい―湯けむり恋唄―

温かいお湯につかってるような温かい話

ネタバレ
2024年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラが優しい人達で溢れてて、作品全体に温もりが感じられる作品でした。死んだ人が導かれたり見守られながらあちらの世界に行けたり、大事な人の傍にいたり、ストーリーがあちらとこちらと混じり合って、湯けむりの中の不思議な世界に包まれているようなお話。その中は人の愛情とか恋情といった温もりで満ちていて、読んでてずっと温かいものに触れているような気持ち良さがありました。修司の譲に対するスキンシップの多さの意味も、最後まで読むと理由が分かり、やはりそこには優しさがあって、とにかく良いお話だった。派手なストーリーではないのに、お湯にゆっくり浸かってるような温かさと幻想的な世界観のある作品で、惹きつけられました。絵も綺麗でキャラも良いし、ぜひ読んで欲しい好きな作品です。
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