このレビューはネタバレを含みます▼
出会った時からヒーローがヒロインを熱望しており、それはなぜなのか。ヒーローは何者なのかも気になりつつも、情熱的なヒロインへの思いにドキドキを満喫していましたが…その理由が分かるとあまりに切なく胸が苦しくなりました。政治と立場に邪魔され、相手を思うことがお互いの生きる意味になっていて、本当に辛かったのだと思うと、ストーリーの最初のラブラブぶりの意味がよく伝わってきて泣けてきます。ヒーローの恋焦がれる気持ちが報われ、ヒロインが幸せになってくれて本当に良かったです。もう一度読み返さずにはいられませんでした。