色んな中世ヨーロッパ系TL小説を読みまくった中でこちらの小説のベッドシーンが一番大好きです。
何がそんなに私の心を捉えたか、それは他の日常パートを超える超溺愛が伝わってくるから!!
ベッドシーンに至るまでの描写で溺愛を感じる素敵な小説は多々あるのですが、ベッドシーンになると『あれれ?あんなに溺愛だったのに案外伝わってくる愛情があっさりなのね』っていうのが多く、ベッドシーンが最高潮な溺愛の作品ってありそうでなかなかなかったのです(完全な主観です)
どんだけエロ?!と思われたかもしれませんが、エロ度的には低めです。とにかくヒーローの思いがひしひしと伝わってくるのです。本当に描写、セリフ選びが上手い!!
序盤に謎に包まれたままベッドシーンに入るのですが、ヒーローの前情報がなくても溺愛が伝わってうっとりしました。
そして謎が明らかになった後、序盤にページを戻ってベッドシーンを読み直すと素敵さがさらにアップ!
もうため息が出ました。
ヒーローはカッコいいし一途で最高だし、ヒロインも芯のある素敵な女性。
読み放題で読みましたがあまりにも好きで購入してしまいました。