屋根裏部屋の公爵夫人
」のレビュー

屋根裏部屋の公爵夫人

林マキ/もり/アオイ冬子

ザマァとは

ネタバレ
2025年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良くある、政略結婚からのありもしない噂で冷遇される主人公(本当に良くあるけど、噂だけで誰もが真実だと信じる世界観よくわからん)
なのに優秀な彼女に夫は惹かれていって──!?…の流れはあるんだけど、ここから夫の溺愛が始まってラブラブに、という流れじゃないのが好きです。
最初は冷遇してきた夫を惚れさせてから離縁するのがザマァだと思います。まじで。主人公と幸せになんてなるな笑
絵も丁寧だし、主人公が優秀過ぎるのはこの手の作品の定番だからしょうがないとして、話の運び方はうまいと思います。
※追記。上記レビュー書いたときは星4付けてたんだけど続きを読んで減らしてしまいました。冷遇してきた夫を惚れさせてから離縁、してました。してたんだけど、それまで主人公がちっとも幸せにならない。2巻でスッキリするって書いてる方がいたけど、旦那や屋敷の使用人に立場を分からせただけで、婚姻関係はそのままだし、主人公をいじめてきた使用人たちは立場が悪くなって表面的に謝っただけで、全員内心は不満たらたらなんだろうな。主人公の信頼してる人以外はわかりやすいアホばかりっていうのはラノベあるあるだけど、ちょっとなあ…。主人公も馬鹿な旦那の代わりに土地管理して旦那を使える男にして、まともになった旦那に土地を買い戻させて離縁って、領民のためなんだろうけど、人間味に欠けるというか…自己犠牲が趣味な頭お花畑って訳でもないからなんか共感しにくい。んでここまで長い。一向にすっきりしないまま4巻までずるずる…そこから幼馴染との幸せな結婚に繋がる…ようだけど幼馴染にそこまで魅力感じないし、これ以上似たような展開読むのもダルいから、もういいかな…。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!