流星と銀河
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流星と銀河

紺色ルナ

流れ星になったら拾ってね

ネタバレ
2025年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3編収録されています。流星の一つ年下の幼馴染•銀河が流星の高校に編入してきます。7年ぶりに再会した銀河は流星に「一発ヤらして」「殺して」と付き纏ってきます。父親同士が田舎の主従関係にあった2人はその関係を引き継いでおり、さらに当時から自分の性癖に気づいていた銀河は、父親を始め周囲に疎まれ虐められていたのでした。流星は、大きくて泣き虫の銀河を飼い主然として保護していたつもりだったのですが、自分のありったけで流星だけを求めてくる銀河に応えきれず、銀河を突き飛ばし、そのまま離婚話の進んでいた母親と町をを去ったのでした。再会した銀河の背中にはその時の大きな傷痕があり、銀河は幼い時の「死んだ星が流れ星になるのなら、自分が流れ星になったら拾って欲しい」という言葉のまま流星だけを求めてきます。せっかくのキャラや設定を描き切るのにはページ数が足りていないように感じました。『新しい扉』出版社の少女漫画部門で働く神戸さんと古坂くんのお話。カッコ良くて可愛くて優しい彼氏にメロメロの古坂くんなのでした。『さよならバイバイまた会う日まで』他人に触れない葵と恋人の椎名のお話。かなりキツめのメリバなので要注意です。
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