永遠の昨日
」のレビュー

永遠の昨日

榎田尤利

胸がいっぱいになる

2025年1月9日
読んでいる間ずっと涙が止まりませんでした。途中タイトルが回収される部分があるのですが、もうそのあたりはボロボロで読み進められないほど。切なくて少し淋しくて、一途な愛に満ちている作品です。終わりがないことが「永遠」ならば、超える人が現れないことが「一番」ならば、ふたりはお互いにとって永遠に一番なんだとそう思います。満の将来に対する心境の変化とかその後のこととか描かれていない部分をいろいろ想像しながら、しばらく余韻に浸っていました。
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