このレビューはネタバレを含みます▼
某サイトで先読みしました。主人公は実家では役立たずとして扱われ、せめて夫になる英雄を繋ぎ止めろとの下命。初めは夫に恐怖し、いつ捨てられるのかとビクビク。だが大事にされ、だんだんと慣れ(調子に乗り?)見栄を張るように。。。実家では虐げられ、衣食住をまともに与えられず、学問も十分には受けられなかったようですが、自分がそのような扱いを受けていたと夫に知られなくないと隠します。まぁ、そこまでは許容として。 女主人の仕事である城の管理を任され張り切り、独学を頑張るが、分からず、商人に言われるがまま法外な見積もりを発注。不安にかられるが、保身ばかりで誰にも相談しない。偶然夫の部下である魔法使いの知恵者にバレ、貨幣価値など教授してもらえたからいいものの、英雄の夫や領民が必死に積み上げ、稼いできた貴重な資産をあわや大損害しそうになる。そんなに無知で、信用を無くしそうな新参者の奥様を見下しもせず、教授してくれた部下の魔法使いの話を「小言」呼ばわり。「はぁ?」怒。自己肯定感が低く、控えめに謙遜してる風で、自分ばかりが可愛い厚顔無恥な主人公。愛着の湧き始めた夫のことを若者騎士より知らないことを悔しく思い、再会当初に夫に助けてもらったうる覚えな武勇伝を、見栄を張り誇張してのたまう。。。 もぅ……、ぜんっぜん!!! 可愛くないんだけど、この主人公。自己卑下マンで小心者、自己保身で、他者に感謝もない。英雄な彼が溺愛する魅力はどこ?!