捨てられた令嬢は、いつの間にかに拾われる~隣国で王太子に溺愛されてます~(単話版)
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捨てられた令嬢は、いつの間にかに拾われる~隣国で王太子に溺愛されてます~(単話版)

采池たく也/吉高花/兎原シイタ

原作が大胆に改編され、結果は平凡な物語

ネタバレ
2025年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ なろう系で読了。婚約破棄された令嬢が隣国で幸せになる物語。聖女も魔法も異世界転生も無い世界。さらに、冤罪をなすり付けられたわけではなく他に好きな女性ができて婚約破棄されただけです。ここ最近、設定過剰な物語に接していたので、この物語は当初私には好感が持てました。、、でも、やっぱり飽きました(笑)。
 ヒロインはフツウに美人で良い子、恋愛奥手。面白味がないんです。レビューの低評価に納得。

 なろう系原作が商業化で成功するにはどこかに独自設定や原作改編が必要です。
 実はこの作品は原作を大胆に改編しています。( ウ〜ン!、、原作のネタバレになりますが、、) この物語ではヒロインの幼馴染が身分を偽っていて実は隣国の王太子だった、というありきたりの設定に改編されています。この改編が私的には(原作の無理無茶設定が)月並凡設定に改編されただけに思えました。(つまり、無茶な夢物語がフツウの夢物語になっただけで、結果はドッコイドッコイ)

 作画は地味。華やかさがありません。
 原作ではここからさして盛り上がることなく終わります。(ヒロインの元婚約者とその恋人の言動が原作よりも酷いので、ザマァが追加されるかもしれませんが、、。)
 他人に勧められるか?と、考えると『なろう系内でおいとけば良かった。平凡な改編がされただけ』と言いそうなので、低評価になりました。
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