使用人令嬢の受難 ~記憶喪失の婚約者と二度目の恋~
としなが朋佳
このレビューはネタバレを含みます▼
庶民の娘と貴族の婚約、からの貴族の彼の記憶喪失。
まではつかみと思ったけど。
真相は、貴族の娘と結婚させたい親が息子に記憶をなくす毒を飲ませていた。
いやいや。そんな危ない賭けをなんでするのか。
婚約者のことだけを忘れる都合の良い毒なんて、ないでしょ?
しかも話が進むにつれてその毒は持続力があるから繰り返し忘れるかもしれないって…いやいや。そんな毒を庶民の娘ではなく自分の唯一の跡取りに飲ませるって頭がオカシイの?廃人にしたいのかな?
そんなハイリスクな方法より娘に薬を飲ませて船に乗せるとか、娘を亡き者にするとか、他にいくらでもやり方はあるでしょうが。
そんで記憶を取り戻してからは、怪しいお薬犯罪に関わる神父とか、横恋慕してくる元貴族とか、さらに風呂敷を広げてしまった。家族の跡取り息子が家を出て下町に下宿するとか、ここの国の貴族ってなんでしょね…?
あまりにもツッコミどころが多すぎて、ついつい11話まで読んでしまったけど、この後どうしましょうね…
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