幸運王子と不運令嬢が相殺結婚したら溺愛が始まりました(単話版)
しゅりお/西根羽南
第12話迄イジメに呆れ、ヒロインにイラッ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインが不運令嬢と揶揄され、幸運王子と結婚するとさらに酷いイジメに合う物語。
第12話迄我慢して読了。爽快な場面は無くイライラ展開の連続。ヒロインが1人になる時を狙って暴言等のイジメを受ける、王子が現れて庇う、、、処罰されないのでこの繰り返し。しかも、そのイジメ内容が幼稚すぎる(呆)! ヒロイン妹が文書偽造をして王宮に無断で押しかけ、王子妃に暴言!(コレ犯罪!) ヒロインが王女主催の茶会で泥入り紅茶で接待される。(ヒロインよ!証拠品を確保しなさい!)、、、とまあこんな虐めの連続です。そしてヒロインのイラっとする無抵抗姿勢。自己評価が低いとかのレベルではなく、判断力欠如。さらに物語設定上?そんなヒロインに惹かれはじめる幸運王子(共感不可能!)。
読者は物語に何らかの感動を求めています。イジメにあうたびに俯いて王子を待ち、王子の優しい言葉に頬を染る愚鈍ヒロインのどこに感動できますか?不快感MAX。
ただ、この物語ではヒロインだけではなく、ほとんどのキャラが酷過ぎて実在感がありません。人間モドキが演じている塩っぱい紙芝居だと思い、感情移入しなければ流し読みできるかもしれません。(勿論、この作品に物語世界はありません。王権がフツウに機能していれば、王子妃への公衆の面前での暴言には、何らかの処罰がくだされてます。)
物語は我慢してまで読み続けるものではないので、脱落決定です。
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