このレビューはネタバレを含みます▼
お話の雰囲気とマッチしてて主人公とヒーローのビジュアルだけで読みきれます。
ただ、短編なので1年の余命を描くには少し駆け足気味で主人公が亡くなる場面では涙は出ず、もう死んだのかぁと置いてけぼりになってしまいました。
食べ歩きの焼き鳥みたいなものの描写、主人公がなぜヒーローの気持ちを疑っているのか、そしてヒーローはそれを否定しないのか。
そういった細かい部分が気になり、ストーリーへ没入できなかったのが個人的に残念でした。
それでも絵は本当に綺麗なので物語性をさほど気にせず、綺麗な絵ですれ違いの恋をさくっと読みたい人にはおすすめです。