瓜を破る
」のレビュー

瓜を破る

板倉梓

6巻まで一気に読んだ

2025年1月31日
『うりをわる』という読み方も意味も知らずに読み始めました。30代で未経験のコンプレックスをもつOLの香坂さんと、夢に敗れ楽しみも見出せず余生をただただやり過ごしているだけだった鍵谷さんのピュアで尊いラブストーリーです。主人公の香坂さんの会社の同僚一人一人にスポットを当ててのストーリー展開となり、色々なタイプの働く女性の群像劇となっています。香坂さん以外のストーリーも大変楽しめます!話読みでは待ち切れなくて、特に5巻から6巻の間が気になってしまい、巻読みで一気に6巻まで来てしまいました!アラサーの恋愛にキュンキュンします!奥手だけど、モタモタしているわけでもなくストーリー展開もちょうど良いです。職場にこんな人いるよな、と思うけど、読めばなるほどと共感できるようなストーリーがたくさんあります。タイトルの意味もわかりました。良い作品です。
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