凍てつく春に、泥中で舞うように【タテヨミ】
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凍てつく春に、泥中で舞うように【タテヨミ】

ManduFairy/Gwendolyn

じれじれ両片思い執着攻め〜心火を添えて〜

ネタバレ
2025年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ まずは受けの天音くん。小さい頃バカと言われていたようで、それをもそもそと表現してくれたのが攻めの皇太子。確かに子供はバカではない。天然で純粋育ちの天音くんに対して、妹があんなにもわがままお嬢様なのは不思議だが、いいとこのお坊ちゃんなのにすれてないところが、殺伐とした皇宮で生きている皇太子に刺さったらしい。確かに過去編の天音くん天使すぎる。守ってあげたいその笑顔。かわいい〜💗
そして、攻めの皇太子(尊いお方の名前ってことであまりにも出てこないので忘れた)。まぁーーー!天音くんへの執着がすごい!!美形攻めに最近目覚めたのですが、その中でも全てを持つスパダリ様ですね、これは。まあ、天上人なので命を狙われたり、何かと不自由な身の上ではあり、天音くんに対して最初は自由を認めていたり、天音くんを大事にしていたのは伝わりました。😌
ただただ、この話は中華系BL漫画でよくあるようにすれ違いまくります!何度もお互いの気持ちを確認する場面あるのに、あるのに!肝心な一言を言わないんだなこれが!😠😠天音くん完全に囲ってて、周囲にも執着バレてんだからもう逃げないように、心ごと奪っちまえよ!と悶えながら読むものです。天音くんからしたら、妹のやったことに対する罰として純粋に育んできた恋心ごと皇太子に預けているんですけどねーー。😓
現時点(46巻)で天音くんが、心火という心の病(皇太子に対する恋心と現状への葛藤のせい)に苦しんで、(これも中華BLでありがち?)視力が下がる等実害が出ているので一番かわいそうな場面。もはや死んじゃうんじゃないかレベル。なので、かわいそうな受けが大好物な私はキタキタ!😄と喜んでます。落ちるとこまできたここからは、上がる一方ですから。
あと、天音くんの逃亡を助けようとしてくれた妹含めた家族はやっぱり天音くんを愛してくれてるんだと思います。てか、激戦地に行って、帰ってきたら逆らえない上司に手籠にされてるなんて家族からしたら気が気じゃないですよね。庇おうとした妹霞ちゃん、初めて好きになれたー!!
とここまで、一巻から最新まで一気読みした勢いで書きましたが、言いたいことは一つ!お前らさっさとくっつけ!!
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