召使い令嬢は国境を越え、敵国の公爵騎士様に溺愛される
ネコピ・ザ・キャット/青季ふゆ
はる
さん
(女性/20代)
総レビュー数:13件
このレビューはネタバレを含みます▼
最初の設定からガバガバなので、そりゃヒーローの国の令嬢が急にわいて出てきたどこの誰かも分からん女が公爵の婚約者になってたら調査するのは当然なんですよ。皇太子までもが関与しているのに、何できちんとそこの段階は踏んでいないのか。逆にこのガバガバが後々の展開の伏線なんですか……?
そんで2巻のラストで妹はどうやって招かれてもいない公爵邸内にまで入ってきたのか。門番は???
ヒーローがヒロインに落ち過ぎるのも早いし二人が仲を深めるエピも町歩きで暴漢から守るだったり、好き避けしちゃったり、テンプレを雑に煮詰めてて読むのがつらくなってきちゃった。どう考えてもヒロインが悪意に晒されてるのに、ヒーローがライバル令嬢の嫌がらせにはっきり言わないのもすっきりしないんだよな。テンプレやるならやるでしっかりやってくれ……
絵がきれいなだけに(でもヒーローの瞳はハイライトが小さ過ぎてちょっとこわいかも)、スカスカの原作が勿体なく感じてしまいました。
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