ダンジョン飯
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ダンジョン飯

九井諒子

なんと表現すれば良いのか

2025年2月18日
精緻なタッチで描かれ、緻密に作り込まれた壮大な物語でありながら、変態的な嗜好を持つ主人公と個性的な仲間たち、やたら美味しそうなモンスター料理が印象的すぎる。ファンタジー世界のスリリングな冒険と、飯テロと、笑いが次々に襲ってきて、そのくせ始まりは悲劇だったりして、ツッコミも忙しいし頭おかしくなる漫画(褒めてる)。
ここ数年で読んだ中では断トツ、最高に面白い。ファンタジーオタクとしては、ダンジョンの生成の理屈が独自の理論で構築されていてすごく面白かった。ダンジョンって作れるんだね…。
ラストはまあそうなるよね派とそうきたか派に分かれそう。私は前者だった。読後感まで独特の味わい。
ぜひ最後まで一気読みをおすすめする。
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