このレビューはネタバレを含みます▼
行間を読む描写が多めで、とてもセンチメンタル。
(はっきりした表現が好ましい人には伝わりにくいかも知れませぬ)
特に、終盤でまひろに『そう思われていた』と分かってしゃがみこむカイト、かなりツボです。
10代の頃を思い出して、あぁー、わかる、ショックで遮断しちゃったんだな…と、しんみりしました。
我も高校出て数ヵ月後に親友(だと思っていた人)が連絡を断つという経験があるので、切られた側のショックはなかなかのものである。
2人とも気持ちを消化できないまま(そりゃそうだよ!)10年想い続けたのか…誤解が解けて良かった…良かったです。
部のメンバーでの飲み会のシーンで、涙腺緩みました(T-T)
しかし、カイトが高校ん時に『好き好き大好き』伝えていたらさ、お互いさ、とか、ぐいぐい押せ押せの攻め好きとしては思い至りけり。
最後はラブラブです!
もっといちゃいちゃしてもいいんやで!
私は読んで良かったなと思う作品。