みんなが秘密を抱えてる

ネタバレ

2025年2月20日

このレビューはネタバレを含みます▼ ロンドンからハニーヴィレッジにやってきたシャーロット、伯爵家の双子ヴィクトリアとヴィクター、令息従者エドワーズ、令嬢付メイドのローズ、登場人物たちが抱えている秘密が次々と現れる一巻を読んで、面白い！カップリングも好み！と全巻購入しました。結論から言うと、一巻で感じたワクワクに比べ、最後は少し駆け足。彼らの秘密や心情の変化、やり取りをもう少し丁寧に描写してほしかった。途中、作者さんの別作品の登場人物と思われるキャラクターが出てくる回は少しついていけなかった。逆にハニーヴィレッジの領民の回は印象に残る良い話が多かったです。ファーザー・クリスマス（この時代の英国はサンタクロースではなかったんですね）とミスター・キャンドルの話が特に好きです。当時の英国の風俗をしっかり調べている作者さんで、わかりやすく漫画に落とし込んでいるところは技量を感じました。

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あめふるふるさん

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