恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。短編集
永野水貴/とよた瑣織
このレビューはネタバレを含みます▼
最新刊まで追いかけてます。行ったものは誰も戻ってこれないという未明の地での、怪物との戦い、妖精が作ってくれた服、物言う誇り高き剣、妖しい蝶の群れ、、孤独だけれど美しく描かれるファンタジーの世界が素晴らしかったです。元の世界に戻ってからは、悪意を持った人間が近づいて来てる感じです。ハリーポッターも、最初は面白かったけど4巻辺りから空気が重苦しくなって読むのが辛かったけど、このお話も、これからちょっとしんどくなるかな、と思います。その分、ロイドが親にも教えてない(そんなことありうる?)隠れ家にウィステリアを連れてってくれたりという甘々の進展もないと苦しいのが苦手な私はついていけないだろうな。
私としては、妹夫婦は、まだ心情を理解できる部分があるので、二人は、特に妹は真実を目の当たりにすることだけでも相当辛いだろうなと思うけど、未明の地に追いやられたウィスについて悪い噂を流した人たちは、しっかり断罪されて欲しいです。
初回登録の大幅割引でこのお話を一気にお安く買えて、シーモアさんには大感謝です。
いいね