このレビューはネタバレを含みます▼
すごく良かったです。思いの丈を書いたら簡単に1000字超えたため厳選しましたがまだ長いです(笑)
タイトルに惹かれて絵も好み。1巻購入してのレビューです。最初サラッと読んで、良かった尊い😄と思ってもう一度最初から読もうと表紙に戻ると、表紙裏のそで?の所にすごく大事な情報が👁最初は見逃してた💦
作者様のコメントでタイトルについて書かれています。
主人公2人の名前の由来が「鳴かぬ蛍が身を焦がす」の蛍から。そこからタイトルに…なのですが、なんとなく意味はわかって1回目は読んでいたのですが、ことわざ?の意味を調べてから改めて読んでみると、尊さが何倍にも増して天を仰ぎました🖤
この意味を調べてから読む事をおすすめします!
私の解釈なので間違えてたらごめんなさい。
「鳴かぬ蛍」の蛍は宇佐美くんと青凪くんの2人。2人とも良い子達で、鳴かな蛍のように表に出さずにいろいろな思いを身を焦がすように内に秘めています。
宇佐美くんはゲイである事や失恋したこと。そして彼女のいる青凪くんを好きになった気持ちは封印しつつ熱く心に秘めてます。
青凪くんも自分の青あざの事について内に秘めてた複雑な思いが初めての彼女明石さんを通して表面化し内なる思いと向き合っていく事に。
鳴かぬ2人が要所要所で涙するのですが、最後の涙、青凪くんのキスの後の初エチ(最後までせず)前のあの顔覆っての静かな涙が、私も尊過ぎて泣きました。帯の言葉通り!
明石さんとはキスも何もしていない状態。明石さんの表情・行動からは青あざと一緒に自分自身も否定されてるようで青凪くんからは手を出せないと思う。
対比するように宇佐美くんはいつも気にせず青あざのある手を触っていましたが、あの初エチシーンで青あざのある手を握りながらずっと触れていたいと触れた事は、青凪くんにとっては全てをそのまま受け入れてもらえたようですごく嬉しくて、だからこそのあの尊い涙だと思います。
宇佐美くんと青凪くんが付き合うようになって、指に触れるとか少しづつスキンシップを取るのも良かったです😄
相手を思いやり、心情や行動も丁寧で細やか、尊い描写もたくさんありそんな素敵な作品を作れる仁嶋先生の事、私好きになりそうです(笑)とても素敵な作品でした。