このレビューはネタバレを含みます▼
なに、この圧倒的名作‥!正直短編集の『ドラッグレス〜』の中から続くのが辰見と戌井なのかあ、ってちょっと残念に思ってましたごめんなさい!!土下座!二人共最高なんだけど、特に辰見がとっっっても良かった!!あんなにいけすかないヤ◯◯ンだった辰見が!!あんなに可愛く!ただ徐々に態度が軟化していきました〜とかではなく、葛藤、不安、屈辱、恐怖、いろんなものを一つ一つ乗り越えて戌井だけのネコちゃんに自らなりにいくのですよ!!萌えたぎるこの展開!!!でも恥ずかしい展開や戌井が辰見を虐げたりは全然ないですよ。なついてはちょっと離れてを繰り返すのほんとのネコちゃんみたいですごくかわいいです。すぐ泣いちゃうところもキュンキュンなのよー!!戌井の圧倒的な愛に包まれて迎える30代!もう大好き。◯年後描写がまず大好きなんですが、それだけではない、この2人だから、ここの姿を見せてもらえて安心できたという感じです。口調が「〜しねーで」「〜ねーです」みたいな、「ない」って言ってしまったほうが自然では?と思えるところがあってちょっと気になりましたがそこまででした。本当に神作品に出会えて感謝です!!!