ネトゲ廃人の異世界転生記 拳王とよばれた最強の拳が使えないので、1日8時間こん棒を振ることからはじめた
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ネトゲ廃人の異世界転生記 拳王とよばれた最強の拳が使えないので、1日8時間こん棒を振ることからはじめた

雑賀ゆうき/陽和/ヤミーゴ

絵は上手く続きに期待、いつものチート無双

ネタバレ
2025年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ VRMMOと聞くとSAOが浮かびますが、痛いのが嫌なやつと同じ形式っぽい。
モニターの前でWiiのヌンチャクみたいなのを振ってるのはシュールです。
主人公はそこで有名なプレイヤーであり、そこの知識が使える異世界への転生で無双するために頑張る。
神様にチートを与えられるタイプでは無いけど、転生物の大半に共通する大きなチート「ご都合主義」が発動してるので、主人公だけにしか恩恵の無い事象のおかげでどんどん強くなります。
作中でも主人公は何で誰も気付かないのかって疑問は持ってるし、何かしらの理由はありそうだけどまだ判明しません。
納得の行く理由があれば多少評価は上がりそう。
そもそも勉強と並行だからって、3年掛けて修得するものを数ヶ月でそれ以上に修得するのはどうなんだろ?
入学式でそれを披露して周囲を唖然とさせるのはなろう転生お決まりの様式美。
学校を卒業した親が全身鎧と銃で固めてるのに、入学式直後の息子が普段着で無双してるしね、チートと言わずして何と言うのか。
一日8時間こん棒を振るのは確かに大変だろうが、何十年鍛え続けてる人が居ないっぽい世界は主人公の為にある都合の良い世界。
現実世界での無名町道場にだって、数十年鍛錬してるおじさんはザラに居るよ。
それでもまぁ冒険者ギルドに加入する為の試験がどうなるのか、ある程度予想は出来るけど、今後ちゃんと苦戦して死にかけるくらいの展開が無ければ最後で付き合うことは無いかもしれない。
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