実は私、溺愛されてました!? ~最低彼氏から最強彼氏へ~
一城れもん/海咲ねむる
このレビューはネタバレを含みます▼
元カノ涼音がヒロイン皐月に接触して真白は過去の涼音との嫌悪な経験から警戒心で皐月に涼音と距離を置いてほしいと嘆願。それを皐月は断り涼音と仲良くしたいと。バカなの?皐月は。真白の兄から皐月がまともな彼女か疑心暗鬼にチェックされた時の理由として過去の真白の苦しい体験によるものと聞かされているのに、社内で助けてくれたのは真白なのに、昨日今日茶道教室で会ったばかりの涼音との仲を優先して真白の嘆願を退けるのは彼女失格。私が真白ならこんな女別れる。真白は皐月の交友関係に口出ししていない。元カノがヤバいことを匂わして警戒してのお願いを却下するのは浅慮で軽率。私なら距離を置く。普段そんなことを言わない人がそこまで言うのなら余程のこと。涼音のことを名前呼び捨てしないで欲しいと言うのは皐月ご尤もだが、だからこそ、何故そこまで真白が涼音を警戒するのか彼女ならば、将来を考える二人なら有耶無耶にせずに話し合うべきだし、真白兄にも協力してもらうべき。ここに来て皐月のお人好しのおバカ加減を見ると、前半のクソ彼氏を後輩女に寝取られ嵌められるのも、一方的に嫉妬から恨みを買われてるのもどこか「皐月ってこんなだから見る目なくて変な男や女と関わってしまうのね」と妙に納得。こんな感じでズルズル引き延ばすのならちょっと今後の購入を考えてしまいます。
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