異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います
ばち/蓮水涼/まち
このレビューはネタバレを含みます▼
流石に説明が多すぎかも。。。絵で表現出来ていることまで文字で描き起こさなくてもいいのかな?と思いました。他にもセリフでも言っているのに心の声でも同じことが書いてあったり前にあった説明を何度も読まなければならなかったりと疲れてしまいました。
絵も可愛いくてイケメンたちもカッコイイのに、3巻でもういいか。。。と思ってしまった。
薬草の説明も辞典みたいにかいてあるし、本当に必要な情報だけ掻い摘んで書けなかったのかな?吹き出しが多すぎて絵を描く範囲が狭まってしまっては本末転倒な気がします。薬草の説明が必要なのか、知識が豊富なことが伝えたいのか、その薬草で作る紅茶のことが言いたいのか、全て書いてあっててんこ盛りなうえにわちゃわちゃやノリツッコミも隙間に入っていてさらに複雑な過去や現在も入ってきて読みたいけど無理かもです。
最初の設定では人のいないお城で暮らすほど虐げられていたはずなのに人気のありそうな人から婚約されていた設定も不思議でした。結婚がゴールかと思いきやそうでは無いようで、兄との仲直りが目的なのか瘴気のことを解決したいのか、薬草師になりたいのか、ヒーローが今度は死ぬことを回避することになったり同時進行の話が無差別に羅列されているのも読んでいて疲れた原因かもです。本筋で何が目的なのか迷走してしまう物語は最後まで期待が膨らまず勿体ないかもしれません。
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