午後の光線
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午後の光線

南寝

キラリと光る作品

ネタバレ
2025年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんとも、少し衝撃的で頼むからそうなってくれるなよ、と最後の方はページをめくるたびにドキドキしました。案外ダメダメなやつがまともだったり。一番でも異彩を放っていたのは村瀬君の詩や日記です。キラキラした美しいものに惹かれ恋焦がれるガラスのような気持ちがよく表されています。当初は自信がなくオドオドしていた子も、最後は皆の前で吃らずにしっかりと前を向いて別人のような成長。一生忘れない青春の1ページ物語。
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