獣の王と狼面の番―続―
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獣の王と狼面の番―続―

奥田枠

誘拐、公認、過去

2025年3月13日
前作の上下巻にて晴れて獣の王・ゼンの番になった人間のシーアが、王としてのゼンの隣にもいれるようにと奮闘していたら、攫われてしまい………。
えちえちでふわふわ(物理)かわいいながらも、生々しい野性的な自然界の描写が入り混じっていて軽すぎない内容でした。
シーアを公に番としてからのゼンの時折見せる、「俺のシーア」感と威圧感がすごい。もちろん王として大変素晴らしい御人なのだろうけど、シーアのこととなると目の色が違う……。そうなるに至った過去もゼン視点で描かれています。
物語内の時系列で前作からの続きと、少しの過去が見れただけでありがたい限りですが、欲が出てもっと未来もみたくなってしまいました。
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