同タイトルの続編。このシリーズが、奥田先生作品の中で一番好き。
私の知ってる範囲では、唯一のファンタジーだと思いますが
とんでもねぇ画力でございます。
獣、そして彼らが住む大自然。画面の大きさは同じなのに、何故こんなにも壮大に見えるのか。
そして何といっても、獣たちの王ゼンの迫力。
体が巨大なわけでも、ライオンのような圧倒的な暴力性があるわけでもないのに、
その佇まいと目力で、絶対的なカリスマ性と人知を超える存在感を紙面からビンビン感じる。
どうやったらこんな絵が描けるのですか…。
獣たちが畏怖するのも納得します。
奥田先生の絵はものすごくオリジナリティがあって、誰が見ても「奥田先生!」って分かるのに、
奥田先生の他作品を読んだ直後でも 同じ作家さんが描いたものとは思えない。(私だけ?)
「世界観が違うから」だけじゃ片付かないんですよね。
実写だったら まさに「カメレオン俳優」って言いたくなる感じかな…。
元作品レビューでも書きましたが、受けのシーアがどうしても女性に見えちゃうのが、それだけがほんと…。唯一のケチのつけどころ。
いつも頬を赤らめてるからかな…。
ストーリーは、もちろん文句なしの大満足です。
元作品に引けを取らず、波乱とラブが一冊にぎっしりです。
あと何と言っても、ウルが可愛すぎる!!!!!
ウルが成犬(?)になって、人型になってからのスピンオフとかマジで見たいです。